マッチョ初心者人生旅行

フィットネスで日本をもっとハッピーに。日本の大学を1年間休学し、自分が本当にやりたいことを見つける旅に出ています。2018年BBJ名古屋大会出場。

語学学校のメリットって英語の上達だけ?英語の価値って何ですか?

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「語学学校で学ぶべき事、それは英語以外のこと」

 

僕は今、語学学校の「一般英語コース」を卒業し、現在は「IELTS専門コース」を受講しています。オーストラリア、ブリスベンに来てから約5ヶ月と2週間「一般英語コース」を受講した僕はこの語学学校で英語を学ぶこと以外に多くのメリットを感じました。

 

語学学校に通っているからといってネイティブの英語が完璧に聞き取れるようになり、コミュニケーションが取れるようになるわけではありません。でも、語学学校に通うことで得ることができるメリットは「英語の上達」だけなのでしょうか?

 

今回の記事では僕が感じた「語学学校で得ることが出来る英語上達以外のメリット」を僕の経験を踏まえて紹介させていただきたいと思います。

 

目次

1.「共通目標」が「かけがえのない存在」を生み出す

2.「語学学校」「16カ国」何の数?

3.将来について考え直すなら「語学学校」に行く

4.「語学学校」留学中の心の拠り所

5.「ネイティブみたいに英語を話す」そんなに大切ですか?

 

1.「共通目標」が「かけがえのない存在」を生み出す

語学学校で勉強している生徒の第一の目的は何でしょうか?「英語力の向上」です。つまり、その組織に所属している人たちは「同じ目標に向かって戦い続けている人達」です。

そこには「共通目標」があって、自然と「協力して同じ目標を達成しようとする行動」が必要とされます。

 

「この文法ってどうやって日常会話で使えばいいのかな?」「どんな勉強法がお勧め?」「次の週みんなでプレゼンしなくちゃいけないね、いつ集まる?」「テスト終わったね!みんなで遊びに行こうよ!」などなど

 

「共通の目標を持ち、それに向けて共に努力する。」

これが強い絆を生み出すと僕は考えています。僕は語学学校で出会った同年代の人で、今は他の都市や自国に帰ってしまった人ともこまめに連絡を取って、刺激をもらっています。

 

「英語を上手に喋ることができない、だからこそ見つけられるかけがえのない存在」これこそが語学学校に通う最も大きなメリットだと思います。

 

2.「語学学校」「16カ国」何を意味するかわかりますか?

16カ国

この数が何を意味するかわかるでしょうか?これは僕が語学学校で関わる生徒の出身国の数です(笑)

(・コロンビア人・ブラジル人・チリ人・ペルー人・アメリカ人・デンマーク人・イギリス人・韓国人・台湾人・日本人・モンゴル人・タイ人・カンボジア人・インド人・トルコ人・オーストラリア人)

 

誇張は全くしていません、本当にたった1日語学学校でこれだけの国々の人とコミュニケーションをとることができます。多くの国々の人と話すことは英語の上達以上に、「多文化理解の力」を高めてくれます。

 

「あなたの国ではどんな作法が食事中タブーとされているの?」「日本人は三食ご飯を食べることもあるんだけどあなたの国ではどうなの?」といった簡単な会話からでも多くのことを学ぶことができます。

 

もちろん日本人コミュニティに依存し続ければ変化ははありませんが、行動次第で様々な文化に触れることができます。

 

3.将来について考え直すなら「語学学校」に行く

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「俺は自分の国では会計士として働いていて、そのスキルを向上させるためにはオーストラリアの大学で学ぶ必要があるんだ。この語学学校を卒業したら、オーストラリアの大学に入学してさらに会計士としてのキャリアを充実させるんだ。」

 

「僕は自分の国の英語教育がいかに意味のないものかをオーストラリアに来てから痛感したよ。語学学校を卒業したら、ここで学んだメソッドを生かして、語学教育関連の会社を始めたいと思っているんだ。」

 

語学学校に来ている生徒は一度自国で働いた経験を持っていてそこから英語の必要性を感じて学びに来ている人たちが多い。この環境は日本の大学生にとって、めちゃくちゃ貴重な機会

理由は日本の大学生のほとんどは将来のビジョンを持たないままなんとなく卒業して、就職する人が多いから。

 

こういう環境に身を置くことで「自分は将来社会に何を提供したいのか、その為に大学で何を学ぶべきなのか」という目標設定が明確になる。

 

僕はオーストラリアに来て、たくさんの人と出会う中で、「フィットネス」の無限の可能性を感じた。

それをいかにして社会に普及させるかと考えたときに「IT」「インターネット」のスキル、知識が不可欠だと感じて、今は独学で勉強している。

 

「自分が将来社会に提供するものは何なのか、その為に学ぶべきことはなんなのか」

語学学校でたくさんの国の「大人」と関わらなければ気付くことが出来なかった。

 

4.「語学学校」は留学中の心の拠り所

「今、ホームステイ終わるから、新しい家探してるんだよね」

→「俺が住んでるシェアハウス紹介するよ!」

「今仕事探してるんだけど、履歴書とかの作り方全然わからないんだよね」

→「私のデータあるから、使っていいよ」

 

こんな感じで、語学学校にいると、共通の問題を持っている人が多いから、なんでも簡単にかいけつできちゃう。実生活の面でいうとこれはかなりのメリット。

 

実際僕は語学学校の友達に紹介されたシェアハウスで快適に住んでるし、インターンを探しているときもレジュメを先生に何回もチェックしてもらって、2つのインターンゲット。

自分自身では絶対出来なかった。

 

「留学中の語学学校=自分の最後の拠り所」

こんなふうに考えてもらうとわかりやすい、なんでも解決してくれるから(笑)

 

5.「ネイティブみたいに英語を話す」そんなに大切ですか?

「ネイティブの英語を聞き取れるようになるなら2ヶ月か3ヶ月で語学学校は十分」

 

でも、「ネイティブみたいに話すこと」ってそんなに重要なのかな。

僕の個人的な意見としてはそれよりも語学学校でたくさんの国々の人と英語で繋がって、その中で「かけがえのない存在」を見つけることや「様々な考え、文化に触れること」の方が価値あることだと思う。

 

「英語を学ぶ価値」はそこにあるはずだから。