大学生の僕が感じた留学によって得られる3つのこと
「留学ってそんなに価値あるものなの?」
もちろん、それぞれの人の考え方や過ごし方によるけど、少なくとも僕の場合は
「留学は人生を変えました」
なぜ大学生の僕がそう思うのか、留学によって得られるものは数えきれません。今回はその中でも僕が感じた留学によって得られるもの3つご紹介します。
目次
1.自分の価値のなさを知る
2.自分が何をしたいのかを見つめ直す機会
3.問題解決のための思考力
4.まとめ
1.自分の価値のなさを知る
「俺って何の価値もないじゃん!」
語学学校に入学して1週間、一番痛感したことでした。
「自分の国の政治について話し合ってみてください」「グループで話し合って、楽しい旅行計画をプレゼンしてください」
I’m sorry,but I have no idea.
この逃げる文章を何度言ったかわかりません。国籍、年齢関係なしに他の生徒が拙い英語で一生懸命自分の考えを伝えようとする中、何も思い浮かびません。
学生時代もっと勉強しておけば…と何百回も後悔しました。でも、日本にいたらこんなことすら気づけなかったと思います。
「無知の知」を実感した瞬間でした。
2.自分が本当に何をしたいのか見つめ直す機会
大学在学中は、部活、飲み会、バイトの繰り返し。自分が本当に何をしたいのか考える時間がありませんでした。いや、正確にいうと、
「将来について考えることから逃げていた」
でも、語学学校で様々な人と会い、将来について話すと、100%の生徒が明確な将来のビジョンを持っていました。
親友の韓国人
「僕は将来カナダかアメリカの大学で医療について勉強してそれを生かして韓国で起業するよ」
ちょー親切な台湾人
「私は自分の国に帰って、空港で働きたいんだ。昔からの夢なの!」
一個年下のモンゴル人
「日本のアニメがめちゃくちゃ好きで、僕も将来自分でアニメ製作会社を作るんだ!」
一同「君は?」
俺「I'm sorry,but I don’t have any goal」
この人達に共通するのは「自分が何をしたいのかを主軸にしていること」この人たちと出会って僕は「周りに期待される自分」ではなく
「自分がなりたい自分」
を考え直せました。
今では、自分が何をやりたいのか明確なビジョンを持つことができています。
3.問題解決のための思考力
「はー、週末何してたかさえ英語で言えなかった、どうやったらよかったんだろう」
→「学校行くまでの間に聞かれそうなこと想定しておけばいいかも!」
「京都について聞かれたけどうまくしゃべれなかった、どうしたらいいんだろう」
→「ノートにまとめてみて先生に見てもらおう、それを音読練習したらライティングの練習にもなるし、友達と話すネタも増えるぞ!」
毎日毎日問題ばかり。そしてそれに向き合わなければいけない毎日。日本にいた頃は何かあっても誰かが助けてくれたかもしれません。でも留学中は自分自身で考えなければ、問題は解決しません。
絶えず行われるPDCAサイクルをまわすことで、僕は以前よりも問題解決に対する思考力が格段に上がりました。
4.まとめ
今回の記事は僕が思うがままに留学で得た体験を綴っていきました。最初は英語上達が第一の目的でしたが、それよりももっと根本的な問題。
「俺は誰で何をしたい人でその為に何ができるのか」
今までの人生で考えたことがないような問題を留学中に考え直すことが出来ました。
留学で得れることは数え切れませんが、僕の中での1番のメリットは
「自分の根本を見直すきっかけになること」
僕はこの経験を一生忘れません。