「五年間泣いていなかった僕が留学中泣いた理由」
「留学辛い、泣きたい、てか泣いた」
大学入学する時から「絶対留学する!」って決めてた。ある種の夢。
親に全面的に補助してもらって、部活の仲間にも迷惑かけながら留学した。
「俺はこの留学で人生を変える、英語なんて関係ねえ」
でもオーストラリアに来て3日で泣いた。
今ではいい思い出だけど(笑)
これから留学する人、今留学している人同じような悩みを抱えていると思う。そんな人達の少しでも救いになれば嬉しいです。
「留学する前5年間泣かなかった俺が泣いた理由」
目次
1.オーストラリア人と繋がろうとして繋がれなくて泣いた
2.語学学校に友達できなさすぎて泣いた
3.心安らぐ場所がない事に気づいて泣いた
4.最も辛い環境に自分を置くことが自分を一番成長させる
1.一生懸命オーストラリア人と繋がろうとして繋がれなくて泣いた
オーストラリア来て3日目。
「せっかく留学したんだから現地人と話さないと!」
英語なんて表情でなんとかなると思ってた。
「Meetup」というアプリを使ってオーストラリア人が開いているパーティーに行った。
期待と夢に胸を膨らませて。
最初は一生懸命話そうとしましたよ、流石に。
[What do you do?][Have you been to Japan?]
[What do you do for fun?]
でも…
何言ってるか全然聞き取れない!会話が膨らまない!結局俺との会話がつまらなくてみんな違うグループに行っちゃう…
2時間のパーティーだったけど、1時間で帰宅。
最寄駅で泣きながら中島みゆきの「ファイト!」を聞いて泣いたのは今でも忘れられない。
2.語学学校に友達できなさすぎて泣いた
語学学校で2週間友達出来なかったのは辛かった。何より辛かったのは俺とほぼ同い年で、英語レベルもほとんど同じ日本人がめちゃくちゃ楽しそうに外人と話していること。
授業中先生が軽いジョークを言っている時に他の生徒は理解できて俺だけ理解できない。辛い。泣きたい。
グループで話し合ってーって言われて自分以外の生徒は「意見」を出しているのに自分だけ
[That’s a good idea.][It sounds good.]
[I’m sorry,but I have no idea.]
逃げの合図地。辛い。泣きたい。
この週の後に「日記勉強法」と「独り言英語」を編み出した。
まあ、今となってはその事すら友達と笑って話せるからいい思い出。
3.心安らぐ場所がない事に気づいて泣いた
もう、学校の辛いことは忘れよう!どっか気の休まるところで寝てればちょっとは気分もましになるでしょ!
「どこで?誰と?」
一歩外に出ればオーストラリア人。駅にも。図書館にも。公園にも。ホストファミリーと話す事すらままならない。辛い、もう誰とも話したくないのにそれもできない。
また、駅で泣いた。今度はTHE BLUE HEARTS「人にやさしく」で。
4.最も辛い環境に自分を置くことが自分を一番成長させる
でも、今思うと「日本人コミュニティに逃げる」っていう手段を取らなかったことは今でも大正解だと思ってる。留学辛い、泣きたい、帰りたい。
「でも、逃げない」
この時の経験があるから今も頑張れるし、何か辛いことがあってもどうやって解決すればいいのか経験に基づいて解決できる。この考え方を見つけられたのはでかい。
今留学してる人、これから留学しようとしている人で同じような状況にある人に伝えたい
「心配しないで!辛いのはあなただけじゃない!だから一緒に逃げないで頑張ろう!」